RELATION relayTalk Project

takahashi&kato

イベント06レポート:
『南三陸町からの手紙』が生まれたそれぞれの想い

「震災を過去のことにしたくない、忘れ去られたくない」──被災地で暮らす人々の強い想いを綴った書籍『南三陸町からの手紙』。東北復興サポートセンター「Hamanasu」の高橋芳喜さん、加藤有美さんをはじめ、書籍に携わった方々がゲスト。「いまの自分たちの状況、考えていることを残したい」という想いが多くの人を動かした。

ichimiya02

うつくしま ふくしま
─身近な家族のしあわせ だからこそ復興を─

「モノクロ写真のなかを歩いていた。黒くそびえたつ山々、不気味にゆらめく白い山際。右手には鈴虫や蛙のかなでる音を、左手には川のごうごうと流れる音を耳に感じる。あたり一面は田んぼと野菜畑で、ひんやりと冷たい風がさわさわと草をなでる」──3.11を機に大学生が見つめなおした、福島に住む家族のこと。これから自分ができること。

IMG_0090

イベント07レポート:
「海と生きる」決意の上にある活動

リレーショントークの第7回目は、気仙沼市で遠洋漁業会社を営む臼井壯太朗さんと、東京で被災地の海の再生に取り組むSORD代表の高田佳岳さんをお招きした。気仙沼港の岸壁は、震災から1年3ヶ月以上経っても手つかずのまま。海中の瓦礫もいまだ多い。漁業が基幹産業の気仙沼で、何が起こっているのだろうか。

3 / 3123