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ichimiya02

うつくしま ふくしま
─身近な家族のしあわせ だからこそ復興を─

「モノクロ写真のなかを歩いていた。黒くそびえたつ山々、不気味にゆらめく白い山際。右手には鈴虫や蛙のかなでる音を、左手には川のごうごうと流れる音を耳に感じる。あたり一面は田んぼと野菜畑で、ひんやりと冷たい風がさわさわと草をなでる」──3.11を機に大学生が見つめなおした、福島に住む家族のこと。これから自分ができること。

健安研

災害時に強い「自立・分散」
─都の放射線測定データ公開に連携した人々─

2011年3月11日の東日本大震災で起きた福島第一原子力発電所の重大事故は、国民に放射能への恐怖を抱かせた。事故直後、憑かれたようにネットで情報検索をする人々、東京から避難する人々、「落ち着こう!」とTwitterで呼びかける人々がいた。「事実が知りたい」という人々の思いに応えたのが、(健安研)だった。