イベント04:「震災時の地域貢献─クラフトビールメーカー」(終了)
東日本大震災の「いま」を知り、私たちに何ができるかを考え、記録・発信し続けるプロジェクト「RELATION relayTalk Project」。茨城県那珂市にある酒造メーカー「木内酒造(常陸野ネストビール)」の常務取締役、木内洋一さんをお招きします。「モノづくりは地域づくり」とおっしゃる木内さん。震災に見舞われながらも木内酒造が起こしたアクション、そして現在の考えを伺います。
木内酒造は、清酒、焼酎、ワイン、そしてクラフトビール(地ビール)「常陸野ネストビール」を造っています。とりわけ常陸野ネストビールは、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本各国の名だたるビールコンテストで金賞を受賞した実績を持つ、クオリティの高いクラフトビールです。
2011年3月11日の震災時には大きく報道されなかったものの、建物や商品などに大きな損害がありました。その状態は、木内酒造のWebサイトで公開されています。
那珂市は電気や水道などのライフラインがストップ状態に。木内酒造さんは、蔵にストックしてあった仕込み水の提供をはじめとして、ライフラインの閉ざされた地域のためにご尽力されました。さらにメールニュースやWebサイトで被災状況を公開。3月15日にはレストランや売店の営業を、3月21日には「手作りビール工房」を再開されています。自身も大きな被害を受けた中で、ビールを含むお酒造り、サービスを提供することは、地域を元気にする狙いもおありになったのではないでしょうか。
今回は、クラフトビールを70種類そろえる両国の地ビールレストラン「ポパイ」で常陸野ネストエールをいただきながら、木内酒造さんのお話を伺います。クラフトビールを愛する方、震災から1年が経とうとしている被災地への貢献を考えられる方のお越しをぜひお待ちしています。
■開催日時/場所
2月26日(日)
リレーショントーク:15時〜17時
懇親会:17時〜19時
麦酒倶楽部ポパイ
東京都墨田区両国2-18-7
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■会費
トーク:1500円(ビール一杯付き)
懇親会:3000円
*クラフトビール飲み放題:軽食付き*